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お弁当KAKERUHomemade bento

Okazu Note

からあげを、冷めてもおいしくするひと工夫

からあげを、冷めてもおいしくするひと工夫

お弁当のからあげって、揚げたてはもちろんおいしいけれど、お弁当に入れると冷めてしまう……それでも「あ、これおいしい!」と思ってもらえるからあげを目指して、うちのお弁当KAKERUでは毎日試行錯誤しています。今日はそのコツを、おうちで作るときにも役立てていただけるよう、惜しみなくご紹介しますね。

前の晩から仕込む「下味」が、味の土台になる

からあげをおいしくする一番の近道は、下味をしっかりつけること。うちでは、しょうゆ・みりん・おろしにんにく・おろししょうがを合わせたタレに、鶏もも肉をひと晩漬け込んでいます。

時間をかけて漬けることで、味が肉の奥まで入り込んで、冷めても「薄い」と感じにくくなるんです。お弁当のおかずは、食べるころには温かさという助けがなくなるぶん、味そのものの存在感が大切。前の晩にタレに漬けて冷蔵庫に入れておくだけなので、朝の仕込みもぐっと楽になりますよ。

「片栗粉+小麦粉」の衣で、サクッと感をキープする

衣に片栗粉だけを使うレシピも多いのですが、うちでは片栗粉と小麦粉を合わせて使っています。だいたい片栗粉2:小麦粉1くらいの割合です。

片栗粉はサクッとした食感を出してくれて、小麦粉はその食感をしっかりキープする役割を担ってくれます。どちらか一方だけだと、冷めたときに衣がしんなりしやすいのですが、この組み合わせにすることで、お昼ごろに食べても「カリッ」とした感じが残りやすくなります。

衣をつけるときは、肉の表面についた余分な水分(タレ)をさっと拭き取ってから粉をまぶすのもポイント。衣がベタつかず、揚げたときにきれいに仕上がります。

「二度揚げ」と「しっかり冷ます」が、最後の決め手

衣と下味が整ったら、揚げ方も大事です。うちでは必ず二度揚げをしています。一度目はやや低めの温度(160〜170℃くらい)でじっくり中まで火を通し、一度取り出して少し休ませてから、二度目は高温(180〜190℃くらい)でさっと揚げます。

この二度揚げで余分な油が切れて、べたつきのないカラッとした仕上がりになります。油っこいからあげはお弁当の中で他のおかずにも影響してしまうので、ここはぜひ丁寧にやってみてください。

そして、揚がったらすぐに詰めたくなる気持ちをぐっとこらえて、バットやキッチンペーパーの上でしっかり冷ましてから詰めること。温かいまま詰めると、ふたをしたときに蒸気がこもって衣がしなしなになってしまいます。完全に冷めてから詰めるのが、お弁当のおかず全体をおいしく保つコツでもあります。


ひと手間ひと手間は小さいけれど、重なるとちゃんと違いが出る——それがからあげのおもしろいところだと思っています。ぜひおうちのお弁当づくりにも取り入れてみてくださいね。

お弁当KAKERU 店主・かけるみどり